『クローサー』&『甘い人生』その他
思えば初めての映画鑑賞記でした(^-^;。
『クローサー』 監督:マイク・ニコルズ
ダン、アリス、アンナ、ラリー。登場人物はこの4人のみ。
すごくシンプルなキャストですが、すごく考えるものがありました。
人の気持ちや欲求は、たしかに1つに固執できないのだなぁと。
特に“真実”とは何なのか という事。
いくら本当の事だと言っても、相手が何を持ってそれが
“真実”と信じてくれるのか。証明するのはとても難しい。
目に見えるものは確かに実証してくれるけど、
目に見えるものだけが“真実”とは言えない…。
結局は「二兎追うものは一兎も得ず」な結果になるのですが、
ただ単に“因果応報”とは片付けられない、深いドラマでした。
でも1つだけ!ジュリア・ロバーツが、どうしても魅力的に
見えませんでした。何でジュード・ロウは惹かれたんだろ( ・ω・)?
脚本の限界だったのかなぁ。
『甘い人生』 監督:キム・ジウン
これはね~…。イ・ビョンホンのファンの方には悪いですが
全編、彼のプロモーション・ビデオのような印象でした(-_-;)。
確かに映像は“闇と光”のコントラストがキレイでした。
テコンドーをしていたというイ・ビョンホンのアクションも
体を張った熱演も素晴らしいです。
でもこれを“イ・ビョンホンの代表作”と言っていいものか…。
だったら『JSA』の方が断然 代表作と言えると思います。
前作の『誰にでも秘密がある』の彼の方が良かったし。
イタリア語で「甘い人生=la dolce vita」というラウンジの
オーナーである主人公が、あるきっかけから
それとは正反対の「辛く苦い人生」を送る…という
伏線?には、まあ面白いとは思いましたが。
唯一、エリックがラスト近くに登場した辺りは、
「もしかしたら、とんでもないコメディになるかも!!」
との期待でワクワクしてしまいました(笑)。
これらの作品を観る前に付いていた予告編は
『ステルス』は話というより(失礼!)
予告にちょこっとだけ出ていたサム・シェパードに萌え(笑)。
『奥様は魔女』は、ニコール・キッドマンの
サマンサの“お約束”である、あの口の動きも完璧!
ただ“ダーリン=ウィル・フェレル”の
あまりのダサダサ感は否めないっす…。
それも狙いなのかしら。マイケル・ケインは素敵でした(爆)。
今日はず~っと観たかった『海を飛ぶ夢』 を観て来ました。
これは良かった…。今の所の今年のマイベストです♪
これについてはまた後日(^-^;。
来週からの映画の予定だと、私の住むトコでは
月曜には『タナカヒロシのすべて』 で、鳥肌実氏の
“独演会付き”の上映会があり、そしてそして!
明けて18日(土)は『バットマン ビギンズ』 公開!!
早く観たいぃ~!どれだけ待った事か…(T_T)。
来週の土曜は『スター・ウォーズ エピ3』 先行上映ですね。
この日に観るべきか、空いてそうな平日・昼に観ようか
やはり正式公開日に観ようか…
未だに悩んでいる私=りこぴんでございます(;^_^A 。
ああ、観たい作品がいっぱいで、無職モノには辛い…。
- 著者: クラウディア・カリンジアン, 岡本 千晶
- バットマン ビギンズ オフィシャルガイド
- 著者: NoData
- スター・ウォーズ・インサイダー『エピソード3』特集号