ジャパン・ホラーブームは続くか | 映画ジャンキー りこぴん        *゚ ゜゚*☆自己解放区☆*゚ ゜゚*

ジャパン・ホラーブームは続くか

『バットマン ビギンズ』 にちょっと隠れてしまった感がありますが、
本日より『ザ・リング2』 も公開です。
ザ・リング2 (゚Д゚;∬アワワ・・・

日本版を手掛けた中田秀夫が監督を務めた最新作。
私=りこぴんは未だ観ていないので、内容は不明です(;^_^A 。
が、原作を活かしつつオリジナル版を作り上げた

中田監督が、この“2”ではまたも違うバージョンに

したらしいので、結構期待しています♪

※ 本日地上波初登場!で、フジTVにて『ザ・リング』放映。

  しかし何が恐いって…ナオミ・ワッツの子供が恐いヽ(ヽ>ω<)!

  でも吹き替えは「ピカチュ~」の人だった…。


1作目の『ザ・リング』ゴア・ヴァービンスキー監督

(ザ・メキシカン、パイレーツ・オブ・カリビアン等)

健闘していましたが、この「リング」の醍醐味は

閉ざされた地域に根差した

“土着性”、“禁忌”、“怨念”だと思っているので、

何か私には物足りなさがありました。

“呪いのビデオ”も、どうしてもハリウッド版は

洗練されすぎてるんですよね~。これはこれで

うまくできてましたけど。


で、私=りこぴん的には実は、日本版の「リング」も

“あと一歩”という感じでした。原作をはしょってしまって、

独特の湿り気がまとわり付くような恐怖感

薄味になってしまってるんです(-_-;)。

この「リング」は映画化される前に、連続ドラマと

2時間ドラマで、2度映像化されています。

実はこの“2時間ドラマ”の出来が、素晴らしく良かった!

リング 完全版  リング 完全版

人間の妬み、嫉み、逃れられない血脈の怨恨など

よく2時間で納まったもんだと思いました。

“呪いのビデオ”も、ほぼ原作のイメージに1番近いです。

もし未見の方がいらっしゃいましたら、

ぜひ見比べてみて下さい。(主演:高橋克典、脚本:飯田譲治)



さてさて、昨今ジャパニーズ・ホラーのブームが

ハリウッドで起こり、本家・清水崇監督が手掛けた

『THE JUON 呪怨』 もヒットを記録しました。

が、金髪のおね~ちゃんが日本で介護の仕事って

どう見ても違和感いっぱいでした(^-^;。

キャストを全て日本人で揃えて、粘着質な恐怖を

分かってもらえてこそのムーヴメント!という気がします。

でも国が違えば、やっぱそれは難しいんですかね。

ブームが続いてくれるのは嬉しい気もしますけど

ちょい前の香港映画界のように

「実力者がハリウッドに取られてしまう」現象だけは

避けてもらいたいものです。




 ザ・リング2序章 RINGS

   ザ・リング

THE JUON -呪怨- ディレクターズ・カットコレクターズ・エディション